ある組織の『改善活動』を覗いてみませんか (・_・;)
こんにちは、メンタル心理カウンセラーの
気持ち元気な、BluesFukamiです。
私は、7〜8年前から、「改善活動」の推進サポート
をある会社から依頼されて、実行してきました。
内容は、月に最低一件、改善を実行し、
完成した改善内容を
「改善前」before、「改善後」after
が、解るよう「カイゼン提案実行のまとめ」用紙に
明確に、写真や解りやすい言葉で表現し、
提出してくれたものを、トップの代弁として
一人ひとりの内容を確認し(*現場も見る)、
評価コメントを赤字で記載、評価管理することです。
提出した人がどんな意識を持って改善したかに
しっかり向き合うことで
・一生懸命、工夫し効果、成果に繋がった改善。
・一生懸命、実行はしたが効果、成果まではいかなかった改善。
・言われて、仕方がないから実行した改善。
・仕方なく、帳尻(ちょうじり)合わせの改善。
の内容のものに「イイね!」や「アドバイス」の
コメントを入れることで、改善実行の必要性や意味を
伝えて、意識向上に訴えてきました。
この会社は、トップダウンで組織が動いてますから、
(トップダウンが良いか悪いかは別として)
トップの言葉としての評価コメントは、
かなりの効果は出ます(やる気が出る)。
そして、提出一件につき、評価に応じた報奨金(僅かな金額)
毎月出し、年に一度「改善表彰」を全員の前で行い称える。
(*上位10名プラスαに商品券授与)
会社はここまでやっているにも関わらず、
・全く実行しない人:25%
・たまにしか実行しない人:50%
・やり続けている人:25%
と、
改善はやり続けてこそ意味があり
本来、自身のスキル向上や成功に繋がるはず、
何よりも、会社が「やろう」と決めたことに
われ関せず、実行しない人の言い訳は常に同じで
「忙しいから出来ない。」
忙しいのを回避させる為に改善はあり、
どうしたらもっと楽に仕事をし、稼ぐことが出来るか
を考え、実行していくのが改善の目的。
当事者意識の欠落で本末転倒としか言いようがない。
*トップダウンの欠点がここに、多少見え隠れしてる気がします。
こういった会社は、この一社に限ったことではないでしょう。
改善をやる意味を訴え続けても「馬の耳に念仏」の如く
存在する、もう一つ大きな原因に気づきました。
それは、トップが「改善活動」に対し
任せっきりで、入り込んでいないことです。
80名そこそこの会社です。
トップも一緒にサポートすれば、トップダウンの会社
指揮が上がり、全社挙げての活動になり、
会社全体が活性するはずです。
是非、頑張っていただきたいと思うばかりです。
と言うのも、
私の、この会社での改善推進サポートは
今年で終了します。(;_;)
今回は改善に対する思いを込めて書いた次第です。
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